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2016.05
28 |
Category : UTAU技術ハウツー系
>この子をUTAわせたいのに原音設定が!!あーーーっ!!!
音源形式が連続音??多音階??全部なおす??無理ーーーっ!! という場合や、 録音したての音源にとりあえずうたわせたーい! っていうときの強い味方 setParamの【usfファイルを読んで編集対象を最小限に絞る】 の紹介です。 この機能では、 ・使いたい音素がどれだかわかるようにコメント欄に印をつけること ・使いたい音素だけを編集してから元のoto.iniと統合すること の2つができます。 ただしこのやり方ではあくまでもustの情報しか読み取らないので、多音階の音源でもprefix.mapを反映できません。 なのでこの音階ではこの音素は使わない、となっても編集対象を絞ることはできないので注意してください。 用意するもの
・2.0-v100204以降のsetParam ・歌わせたい曲のust ・歌わせたい音源 ①歌わせたい音源の録音形式を確認します。 連続音なら連続音、CVVCならCVVCなどその録音形式の音源が歌うustが必要なので、あらかじめustに連続音一括設定やautoCVVCをかけておきます。 多音階の音源でもSuffixBrokerなどでappend名をいれたりせずすっぴんのままで大丈夫です。 ust上の使用音源はこれから原音設定をする音源でなくても大丈夫です。 ![]() ②setParamを開いて音源とoto.iniを読み込みます。 もうすでに自動推定または配布時のoto.iniがある場合は読み込んでください。 この機能は「編集対象の絞り込み」なのでない場合は作っておいてください。 ~~コメントにしるしをつける編~~ ③メニューから【usfファイルを読んで編集対象を最小限に絞る】を開きます。 ![]() ![]() ④印に使う文字列を「挿入文字列」内に入力して【対象データにコメント追記】を押します。 先ほど用意したustを選択して実行 ![]() すると、ustで使うものだけわかるようにコメントに表示されます。 ~~oto.iniの行を減らして設定してから統合編~~ ③メニューから【usfファイルを読んで編集対象を最小限に絞る】を開きます。 ![]() ④対象外データを削除ボタンを押して用意しておいたustを選択、実行 ![]() ![]() ustにあわせて行が減ったのがわかると思います。 ⑤行を減らしたoto.iniの保存をしておきましょう。 ファイル>原音パラメータの保存(Ctrl+S) 最初によみこんであったoto.iniと、今行を減らしたoto.iniのファイル名を変えておくことをおすすめします。 最初に読み込んであったほうがoto.iniになっていたら、今しがた作成したものはoto2.iniにしておくとか、減らした.iniにしておくとかわかりやすくしておきます。 これは後でoto.iniを統合するときにオリジナルデータを消してしまわないようにするためです。 oto.iniとは別の名前で保存しておきます。 ⑥原音設定をする こころおきなく原音設定をしてください。 自動推定や配布時のoto.iniにあるていど信頼が置けるならば【パラメータへの自動フォーカス設定】をしておくと移動がスムーズにできます。 ![]() 保存は行を減らしてある方のoto.iniに上書きで。 ⑦もとのoto.iniを読み込む 大事です。 原音設定が終わって保存ができたら、オリジナルのほうのoto.iniを読み込みます。 ファイル>原音パラメータの読み込み からoto.iniを読み込んでおきます。 ⑧oto.ini統合 ファイル>別の原音パラメータをマージ から、行を減らして原音設定したoto.iniを選択します。 ![]() ![]() こんなかんじでoto.iniが統合されます。 最初に読み込んであったoto.iniに、あとから「別の原音パラメータをマージ」で読み込んだoto.iniを上書きするしくみなので、⑦の作業をまちがうと大変です。 原音設定後のはsetParamで原音設定したので少数点になっていてわかりやすいですね。 こんなかんじで原音設定を修正する手間が省けるので、よその子使いたい子も積極的に自分色に染められたらたのしいんじゃないかと思います! スポンサーサイト
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